平成30年1月30日に社会貢献活動として、元小結、現在はNHK大相撲解説者の舞の海秀平氏を講師にお迎えし、「可能性への挑戦」と題し、講演会を開催しました。
　 当日は、雪もちらつく寒い中でしたが、一般市民の皆様355名を含む、477名の皆様に来場いただきました。
　 高校の社会科教師の職を捨て、相撲界に入ったきっかけは、同じ相撲部の友人の突然の死であり、「人生一度きり。今やりたいと思っていることをやろう」と周囲の反対を押し切り新弟子検査を受けたが、身長が４㎝足らず一度目は不合格。二度目は頭にシリコンを入れるための手術をして痛い目にはあったが、無事合格。新弟子検査は、その年により1mm足らなくて不合格になったり、3㎝足らなくても合格になったりと審査員の腹ひとつで決まると、裏話を披露してくださいました。
　小柄で穏やかな雰囲気からは、想像できないほどの、相撲に対する情熱はお話の中に溢れており、90分の講演時間いっぱいまで質疑応答にも対応いただき、相撲ファンだけではなく、相撲初心者の方も楽しめる講演会となりました。
（平成30年1月31日　掲載）