西大寺法人会(岡山県)は、6月19日(水)体験学習施設百花プラザにて、第7回定時総会を開催した。例年、総会終了後にその時々の話題に合わせ記念講演会を開催しており、今回はＱＲコードなどの登場で注目されている“キャッシュレス”について、地元金融機関の担当者を講師に迎え、会員のほか地域より100名が参加し開催した。

　講演の中では、昨今“キャッシュレス”が広がる中、「前払い」「即時払い」「後払い」の支払方法から「カード」「電子マネー」「ＱＲコード」など決済方法について、諸外国と比べた日本のキャッシュレス事情、キャッシュレスを導入する効果など、メリット・デメリットも含めた解説を頂いた。またキャッシュレス環境整備について、経済産業省が主体となって実施いている補助金、スマホで使える便利な決済サービスの情報提供があった。

　 “キャッシュレス”に関して「何から始めたらいいのかわからない…」など思われていた方への理解と、今後の導入のきっかけ作りなど、今後の経営の参考となった記念講演会となった。

　この“キャッシュレス”の環境整備を整えることで、インバウンド対策だけでなく、顧客の購入単価アップや購買機会損失の防止は企業の収益力のアップにつながり、レジ締めや現金の受け渡しの手間が省けることは経営の効率化と働き方改革に繋がると考えられます。今後は、管内地域でも導入を働きかけるよう、法人会としても推進していきたい。
（令和元年7月1日　掲載）

＊詳しい活動内容は、西大寺法人会のホームページ等に掲載していますのでご覧ください。
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