公益社団法人札幌北法人会青年部会(原哲也部会長)はこのほど、札幌市立太平南小学校で6年生69名を対象に、税と仕事を学ぶ機会として「租税教室」と「キャリア教育」の2コマを続けて実施した＝写真。このキャリア教育とは、新たな学習要領に基づく「児童が、学ぶことと自己の将来とのつながりを身に付ける」ことが目的で、学校からの要請を受け実施した。
　 この日はコロナ禍の下、感染対策に配意して最少人数の4名で訪問し、当会が出前授業に代わるものとして独自に制作した租税教育DVDを視聴した後、キャリア教育に移行。講師の牧野副部会長が社長を務める会社の沿革や概要、主力商品への愛着とともに語る経営理念など、パワーポイントを使用した熱心な説明に、児童たちは終始興味深く聞き入っていた。今回、初めての試みであったが、租税教室と若手経営者によるキャリア教育の優位性が感じられる良い機会となった。
（令和3年5月31日　掲載）