気仙沼法人会（宮城）は、2011年９月27日、宮城県気仙沼市立面瀬小学校（同市松崎下赤田）体育館で、チェロ奏者の吉川よしひろさんのソロコンサートを開催した。「音楽で被災地の子供たちの心を癒したい」との吉川さんの申し出を受けて行われた演奏会で、児童・父兄ら450人が演奏に耳を傾けた。

吉川さんは、生まれながらに左耳に聴覚障害のハンディキャップを持っているが、それを克服して、ジャズチェリストとして、世界をフィールドに活躍しており、東日本大震災以前から、さまざまな場所で慰問活動を続けてきている。

演奏会場で、吉川さんは、これまでの経験をもとに、「絆」の大切さや助け合って困難を乗り越える尊さについて語り、「アメイジング・グレイス」やオリジナル曲を演奏した。

最後に面瀬小の校歌を演奏し、児童を励ました。

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全国の皆様のご支援により、このような活動が出来ましたことに対し、誌上をお借りし御礼申上げます。復興に向けた動きは始まったばかりです。これからもご支援ご協力、宜しくお願いいたします。（気仙沼法人会事務局）
（2011）