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「東日本復興支援ボランティア・ツアー」実施報告

川崎西法人会青年部会[ 災害・支援・応援]

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実施日:平成24年6月1日~3日  訪問先:宮城県石巻市、牡鹿郡女川町
参加者:青年部会・吉岡部会長、新田副会長、山田副会長、小垰幹事、田村幹事、中島幹事。法人会員・賛助会員。他、一般公募参加・3名。神奈川県中小企業同友会・15名。計25名参加。

川崎西法人会(青年部会では、「東日本復興支援」について議論を重ねてまいりました。被災地では、震災から1年以上過ぎた現在も様々な支援を必要としています。新田副会長、田村幹事より、ボランティア活動の実績豊富な「神奈川県中小企業同友会」を紹介いただき、今回のボランティア・ツアーを共同で実施するに至りました。

【ホタテ養殖作業ボランティア班~地道な作業の積み重ね~】
今回伺った女川(おながわ)は養殖場が津波で流されてしまい、堤防にテーブルを並べ、そこで作業をしています。我々はホタテガイをロープに吊るす作業(耳吊り作業)と、そのロープを海中に吊り下げる作業(垂下養殖)をお手伝いしました。
何百枚、何千枚とこの地道な作業を繰り返すには、人手と根気が求められます。我々はこの耳吊り作業を3時間かけて終わらせた後、養殖施設へ船で移動。ロープを海中に吊り下げました。

【子供会イベントボランティア班~ボクシングがやってきた!!~】
 石巻の地元公民館では、川崎新田ボクシングジムの皆さんと共に、地元の方々との交流イベントを行いました。
「ふれあいボクササイズ」では、子供からお年寄りまで約50人が参加し、掛け声に合わせて体を動かしました。黒田選手と新田会長によるデモンストレーションでは大きな歓声が上がり、参加中の男の子がチャンピオンベルトを巻いてもらう一幕もありました。
その他、折り紙や絵本の読み聞かせ、鬼ごっこやかくれんぼにも子供たちは大喜び。元気に走り回っていました。

【最後に~被災者と心の触れ合いを通して~】
 この度のボランティア活動では、震災後人手不足に悩む養殖漁家のお手伝い、子供たちやお年寄りの笑顔を増やす交流イベントをさせていただきました。別れ際には記念撮影や連絡先の交換など、交流を図ることができました。「11月のイカ釣り漁にまた来いよ!」「地元で職を無くしたらいつでも漁師で雇ってやるぞ!」と掛けていただいた言葉の数々はとても有り難く、我々が元気をもらい、東北人の強さを実感しました。
地元で活動するボランティア団体の「一般社団法人 王冠」の理事長からは、「たくさんの笑顔を見ることができて本当に良かった。また協力をお願いします」と言われ、参加者全員が、皆さんに笑顔を運べたことに喜びを感じました。
今回のボランティア活動の参加者は総勢25人。次回はさらに多くの会員、一般公募での参加者の皆様と共に支援活動の輪を広げ、被災地の1日も早い復興のお手伝いをしていきたいと考えております。
(2012)

画像1 公民館で行ったボクシングの模擬試合。子供たちは息をのんで見守っていました。

画像2 ホタテガイの耳吊り作業終了後、地元の人との記念撮影

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