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日帰りツアーで、石巻の被災地を視察

鶴見法人会青年部会[ 災害・支援・応援]

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鶴見法人会(神奈川)青年部会は、「東日本大震災の現実と復興に向けての歩みを見て聴いて知る」をテーマに、9月研修例会で石巻市を訪問しました。
 震災から1年半が経ち、報道される回数も減ってきて、「かなり立ち直っているのではないか?」「いまさら、被災地に行ってどうなるの?」。そんな疑問は、現地に着いて、一瞬で無くなりました。
 「いしのまき被災企業『元気』復興委員会」の松本俊彦会長の案内で、津波被害の大きかった石巻市門脇地区、同市魚町、女川町とまわりましたが、行く先々で震災の爪痕が残っています。海岸線は廃棄された車や瓦礫が山積みのまま。壊れたままの家屋も沢山残り、片付いている地域は空き地のままに放置されています。
 主要産業の水産加工工場も稼働しているのは一部のみ。女川町では16㍍の高台に建つ病院さえも津波の被害を受け、3階建てのビルが転がったまま放置されていました。
 テレビで見ることと、実際に現地に立って肌で感じる事の違いに衝撃を受けました。
 そんな中で、震災をバネに町おこしに結び付けようとしている方々にお会いました。
 石巻まちなか復興マルシェでは、木村事務局長から、今は仮設商店街として運営しているが、いずれ防波堤と一体化した一大ショッピングモールに建てかえ、観光バスも停車できるようにするとの計画を聞きました。
 仙台味噌を製造販売する石巻市の山形屋商店の若社長からは、味噌蔵も醤油蔵も全壊してすべてを失ったが、いずれ復興する為に仲間の蔵でみそ作りを続けている事、そんな中でヒット商品も生まれた―などのお話も聞きました。
 6時30分に、地元横浜のJR鶴見駅に集合し、23時49分に鶴見駅に帰着のタイトなスケジュールの例会でしたが、非常に有意義な研修になりました。
 今後、継続して石巻を支援していくこと、自分たちが被災した時に向けて、心構えや準備を続けていくことが必要との確認をして、解散しました。
 元気復興いしのまきのホームページより被災企業の商品が購入できます。是非皆様のご協力をお願いします。

http://ishinomakinet.com/genki/kainet/

 最後になりますが、今回の研修実現にご尽力いただいた仙台青年会議所OB・復興庁復興推進委員の横山英子様、石巻法人会青年部副部会長松本俊彦様に、参加者一同より感謝申し上げます。
(2012)

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