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仮設校舎の児童たちと移動租税教室

相双法人会青年部会、女性部会[ 租税教育]

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福島県南相馬市内の小学校は、大震災とその後の原発事故で、多数の学校が避難し、現在も、多くの児童が仮設校舎での勉強を余儀なくされている。
 相双法人会(福島)青年部会と女性部会は、10月27日、こうした状況にある同市内の小学4~6年生の児童とその家族37人を対象に、バスを使った移動租税教室を実施した。
 移動租税教室は、今年が第1回目。「税に関心を持ってもらう」が目的だが、同時に、原発事故により、長期間外で運動や遊びを制限された児童たちに自然のなかで思いっきり遊んでもらいたいということで企画された。
 当日は、天候に恵まれ、バスで出発。
 車中で、青年部会長から税金について話があり、租税教室用「マリンとヤマトの不思議な日曜日」のDVDを上映し、税金クイズに挑戦した。その後、答案用紙を添削したところ、全児童がDVDをよく見て、税の必要性を理解したことを確認した。
 バスは、最初の目的地の仙台市太白区の「地底の森ミュージアム」に到着。富沢遺跡から発掘されて明らかになった2万年前の旧石器人の生活を3D画像で勉強した。 
 昼食後、次の目的地までの車内で、再び、DVD「けんたくんの大冒険」を観賞した。「絵がやさしくてきれい」や「犬が主人公で面白い」と笑いながら、「税金がないと大変だね」と話し合う声が響いていた。
 午後は、宮城県川崎町の釜房ダムの湖畔にある「国営みちのく杜の湖畔公園」で、児童たちは、思い思いの遊具で遊び、こぼれそうな笑顔で太陽のエネルギーを浴びていた。
(2012)

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