ページ内を移動するためのリンクです。
ここからメインコンテンツです

法人会リレーニュース

法人会リレーニュース  > 会津藩童子訓を再版へ

検索

会津藩童子訓を再版へ

会津若松法人会[ 社会貢献]

画像

会津若松法人会(福島)は、NHKの大河ドラマ「八重の桜」の放送がスタートし、会津藩の武士子弟の教育への関心が高まっていることを受け、同法人会が編纂した「会津これからの童子訓」を7年ぶりに再版することを決めた。
 「日新館童子訓」は、もともと、会津藩第5代藩主、松平容頌公(かたのぶ、藩主時代は1750-1805)が、国学者の沢田名垂に命じて編纂させた道徳の書。江戸後期の会津藩において、「武士の子どもたちがいかにあるべきかを書いた生活の手引書」として、藩校の日新館での教育の要となっていた。
 「八重の桜」の主人公の新島八重も幼時に学び、7歳でそらんじていたという。
 今回再版する「会津これからの童子訓」は、「日新館童子訓」をベースに編纂されたもので、郷土の英雄、野口英世博士の少年時代のエピソードや、幕末戊辰戦争の際、飯盛山で戦死した白虎隊隊員の友人との交友の話などを新たに加えた。現代の子どもにもわかるように、文章も口語体に書き改めた。
 初版本は、2006年に同法人会社団化30周年記念事業として発行した。今回は、4月に同会が公益法人に移行し、さらに、青年部会設立20周年の記念事業として再版する。全82頁。
(2013)

ページトップに戻る