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沼津法人会が被災地企業をビジネス支援

沼津法人会[ 災害・支援・応援]

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沼津法人会(静岡)は2月22日、沼津市内のホテルで開いた第4ブロックのビジネス交流会で、東日本大震災で被災した岩手県釜石市内の水産加工業者を応援する目的で、水産加工物の展示即売会を開催した。
 出品されたのは、釜石市内の水産加工業者が製造したブイヤベーススープ、塩辛、メカブと茎ワカメの詰め合わせセットなどで、その場で約23万円の売り上げがあった。
 同法人会は企業者集団として、ビジネス支援を行いたいとの立場から、独自の募金活動を展開しており、昨年10月、釜石市に対し、「水産加工業界の再生のために使ってほしい」と使途を明示し、537万円を寄付している。
 また、沼津、釜石両地区ともアジ開きなどを中心とした水産加工業社が多くいるなどの共通点があることから、津波被害で得意先を失った釜石地区の水産加工業の販路拡大にも協力している。
 販路拡大を巡っては、同法人会と「財団法人釜石・大槌地域産業育成センター」(釜石市と大槌町が出資)などとの間で話が進められている。
 販売先としては、沼津魚小売商買受人協同組合や沼津魚仲買商協同組合に加入している沼津法人会会員が、沼津魚市場周辺の水産物土産物店などで販売するほか、会員の経営する同市内のホテルや結婚式場などで料理の原材料として仕入れるなどが検討されている。
 しかし、釜石産の水産加工品の大半は生ものであるため、鮮度維持のための運送ルートの改善や、冷凍設備の確保などの難問も多く、さらに議論を進めていくことにしている。
(2013)

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