東日本大震災で被災した中小企業の事業再建に役立ててほしいと、大同生命保険とＡＩＵ損害保険の両社は、岩手県釜石市と田野畑村に各200万円を寄付した。ビッグハートネットワークによる復興・振興支援活動の一環。
　６月12日、宮古市内のホテルで開かれた宮古法人会（岩手）総会の席上、両社の担当者が田野畑村の工藤正勝副村長に目録を手渡した。同副村長は「村内30事業所が被災し、仮店舗の営業も続いている。有効に活用したい」と感謝の言葉を述べた。
（写真右から、ＡＩＵ盛岡支店の組本優史支店長、宮古法人会田野畑支部の畠山俊信支部長、田野畑村の工藤正勝副村長、宮古法人会の寺崎勉会長、大同生命東北支社の山田省二支社長）
　また、６月13日に、釜石市内のホテルサンルートで釜石地区法人会総会で贈呈式が行われ、釜石市の野田武則市長に目録が手渡された。

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「ビッグハート・ネットワーク」は、法人会の福利厚生制度である「経営者大型総合保障制度」の紹介運動による寄付制度。法人会会員の紹介で契約があった場合、受託会社である大同生命・ＡＩＵが、収益の一部を寄付金として積立てている。この中から2012度は、東日本大震災への復興支援として、岩手県宮古市、大槌町、山田町、福島県須賀川市、宮城県気仙沼市などに各200万円を寄付している。
(2013）