東日本大震災で被災した中小企業の事業再建に役立ててほしいと、大同生命保険とＡＩＵ損害保険の両社は、7月10日、宮城県石巻市と女川町に各200万円を寄付した。
　両社は、ビッグハートネットワークによる復興・振興支援活動の一環として、12年度から、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島３県の市町村自治体への寄付活動を続けており、寄付金合計額は、今回で11市町村、2200万円となった。
　石巻市への贈呈式は、同市役所で行われ、北村悦朗副市長に、全法連厚生事業等推進委員会の大川明雄副委員長が、「できるだけ中小企業のために使ってください」とあいさつし、200万円の目録を手渡した。これに対し、北村副市長は「十分に検討させてもらいます」と答えた。
（写真は石巻市役所での贈呈式。中央で目録を持っているのが北村副市長）
　石巻市役所での贈呈式には、遠藤祐也・石巻法人会会長、大同生命東北地区営業本部の小林康弘本部長、ＡＩＵの東日本地域事業本部戦略統括部法人会推進部の永井寛之部長らも出席した。
　また、同日、女川町役場にもビッグネットワークによる寄付が行われ、女川町の阿部一正副町長に、大川明雄副委員長から200万円の目録が贈られた。

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「ビッグハート・ネットワーク」は、法人会の福利厚生制度である「経営者大型総合保障制度」の紹介運動による寄付制度。法人会会員の紹介で契約があった場合、受託会社である大同生命・ＡＩＵが、収益の一部を寄付金として積立てている。
　この中から東日本大震災への復興支援として、これまでに、岩手県宮古市、大槌町、山田町、福島県須賀川市、石川町、宮城県気仙沼市、南三陸町（昨年度７市町）、岩手県田野畑村、釜石市（2013年６月に１市１村）の９市町村に各200万円を寄付している。
(2013）