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東日本大震災ドキュメンタリー映画上映会

仙台北法人会青年部会[ 災害・支援・応援]

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 仙台北法人会(宮城)青年部会は8月27日夕、仙台市の定禅寺通り沿いにある「せんだいメディアテーク」のスタジオシアターにおいて、東日本大震災ドキュメンタリー映画『心を一つに~PRAY FOR JAPAN』の上映会を行った。
 2011年3月11日に発生した東日本大震災。2年半を経過しているものの、記憶を風化させてはならないとの想いで企画。当日は、無料上映会で、市民を含め90人が観賞した。
 この映画は、「家族」「避難所」「学校」「ボランティア」に焦点を当てて、被災者が悲劇と戦い、前向きに生きる様子や、ボランティアの人たちが見せる辛抱強さ、自分を犠牲にしてまで他人を思いやる姿が描かれている。
 高校生が母親、祖父母、そして幼い弟を津波の冷たい水にさらわれ、命を落とした実話に基づいている。激しいうつと、生き残ったことへの罪悪感に苛まれ、自らの命を絶とうと考えたとき、がれきの中に見つけた泥まみれの小さな青い鯉のぼりに希望を見出し、懸命に生きようとする姿は、多くの観客の涙をさそった。
 監督のスチュウ・リービーは、日本漫画のアメリカ市場を開拓したTOKYOPOP社の創立者。
 震災直前に来日し、地震発生時には東京に滞在中だったが、震災の3日後にボランティア申請。救援物資の運搬や、宮城県の被災地での炊き出しに従事した。そんな中、石巻で出会った被災者がリービー監督にドキュメンタリー映画を撮ることを提案。その後は6週間にわたり被災地に滞在し、ボランティアをしながらカメラを回し合計50時間もの映像を撮影した。
 全米16都市で一般公開し、日本でも、震災一年の区切りとして、東京シネマート新宿などでワールドプレミアイベント上映会も行われた。

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