【開催趣旨】
「税をテーマとした川柳コンクール」は、税金に関する理解や関心を深めることを目的として、毎年11月11日から17日まで、国税局が設けている「税を考える週間」に協賛する行事として開催しました。
【川柳講座】
税をテーマとした川柳コンクールを開催するにあたり川柳講座を開催しました。講師には尾藤一泉氏（川柳学会専務理事・川柳さくらぎ主宰）をお招きし、9月24日（火）の成増アクトホールを筆頭に、高島平、志村坂上、中台の全4回開催しました。川柳の歴史からイロハ、そして推敲の仕方をわかりやすく、そして楽しく学びました。講座が終わるころにはウイットにとんだ句がいくつも飛び出し、笑顔や笑いが絶えない講座になりました。
江戸時代から庶民の文芸として親しまれてきた川柳を身近なものとして関心を持って頂けたのではないのでしょうか。
【税をテーマとした川柳コンクール】
8月26日（月）から10月20日（日）まで募集をしました税をテーマとした川柳は、全国47都道府県から3,556句と多数のご応募をいただきました。11月8日（金）には選句委員による厳正な選句会が開催され受賞句が決定いたしました。税金を取り巻く最近の社会情勢を的確にとらえた作品が多くみられ、選句委員もうなずく場面が多くみられました。
税金は普段あまり考えたくない事柄の一つです。考えたくないないから考えようとしない。そのような無関心が税金の使い道の無駄や不正を生みだしているのかもしれません。
「税をテーマとした川柳コンクール」を通して、多くの方に税への関心、その意義と役割について理解を深めるとともに、税金を取り巻く社会への関心を持って頂けたら幸いです。