公益社団法人仙台北法人会（菅原一博 会長）では、去る1月２９日(水)仙台中法人会と合同で「新春講演会・賀詞交歓会」を開催。
　経済アナリストとして数多くのテレビ・ラジオに出演し、親しみやすい語り口で好評を得ている獨協大学の森永卓郎教授に講演会の講師を務めていただき、「変化の時代の企業経営」と題して熱弁された。講師の知名度も高いこともあり、会員や市民の総勢４００名が会場に集まった。
　同氏は、世界経済のデフレを止めるための財政出動の必要性や、エコノミストの今後の株価予想に対する持論をはじめ、イタリアの製品を例に競合しない分野での企業活動等について各所にユーモアを交えて話し、テレビで観るのと変わらない歯切れのよい口調に参加者は熱心に聞き入っていた。
主催者代表挨拶で、菅原会長は「公益社団法人として、社会を構築する基礎である税に関する活動に軸足を置きながら、地域企業と地域社会の健全な発展に貢献する事業にも積極的に取り組んでいく」と決意を述べた。