札幌北法人会女性部会（小野木陽子部会長）では、12月1日ニューオータニイン札幌において、料理研究家星澤幸子氏を講師に迎え、「和が身を守る」と題した講演会を開催した。

　 女性部会では、コロナ禍の下、人的交流事業を控えながら、小学校への消毒液や図書等の寄贈事業を主に行なってきたが、感染拡大が一時落ち着いたこの時期のこの時ばかりは自粛ムードを振り払おうと、講演会を企画し、著名で好感度が高く、明るく爽やかな星澤幸子氏を講師にお招きした。

星澤幸子氏は、長年にわたり札幌テレビ放送の平日午後のワイド番組で、毎回新たな料理を自作・紹介する料理コーナーに生出演しており、講演会でも、椎茸、昆布、胡麻などの乾物具材を活用した炊込ご飯を紹介した。

 講話は、持論である和食のすばらしさを、典型的和食が持つ効用、五分づき米の推奨、日本型食事ピラミッドの紹介等を通じて解説するとともに、免疫力を上げる６つの習慣を提唱し、働くことと食事の大切さ、「食」を通じた健康な心身と社会づくりなど、多くの事例にユーモアを交えての90分間となった。

 80名を超える受講者からは、「和食の良さを改めて感じた」、「星澤先生の明るい講話に元気をいただいた」との声が寄せられ、女性部会員・役員からは、「久しぶりに仲間とお会いできてうれしかった」、「状況に応じた感染対策を徹底すれば、人的交流を伴う公益事業も可能ですね」と自信を深めた一日でもあった。

（令和3年12月13日　掲載）

免疫力を上げる６つの習慣

1.質の良い物を少量食べる→　体が疲れない

2.生活習慣を明るく、積極的に→　昔の人はこんなに楽だったのか

3.運動と休養習慣をつける→　歩くを基本、家事をやる

4.精神的なストレスを持たない→　欲を持てば足りず…

5.体の声を聴く→　体重を計る、トイレの回数、水を飲む

6.嗜好食品を少なくする→　勉強する何が良くて悪いか