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ふるさと再発見 久能山東照宮「表参道みちしるべプロジェクト」

静岡法人会[ 社会貢献]

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 国宝の久能山東照宮の石段に、道しるべとなる案内板の道標を設置した静岡法人会(静岡)の「表参道みちしるべプロジェクト」が完成。このほど、事業内容と関係者の努力を記した記念の小冊子を市民に配布した。
 久能山東照宮は徳川幕府初代将軍の徳川家康を祭神とする神社。社殿は、元和3年(1618年)に完成した権現造り、総漆塗り、極彩色で、平成22年に国宝に指定され、多くの観光客を集めている。
 久能山への参拝は、日本平からのロープウェイか山の下からの石段登山しかない。石段は、昔からの名物で、駿河湾の絶景を見下ろすことができる。久能海岸から標高270㍍の頂上までは1159段の急勾配で、参拝客は、「いちいちごくろうさん」とゴロ合わせを唱えながらのぼっていた。
 ただ、これまでは途中の段数を示す道路標識がなく、参拝客の間では「いま、上ってきてどの当たりかな」という会話がよく聞かれた。このため、今回のプロジェクトでは、各所に、段数表示のある金属板プレートを設置し、参拝の際の心づもりに役立つようにした。
 地元の静岡法人会北支部が平成22年から、石段の現況調査や文化庁等への表示板設置許可申請手続きを始め、途中から、同法人会全体の事業としておこなっていた。
 平成27年に家康公鎮座400年の諸行事が予定されており、同法人会では、今回のプロジェクトが「観光都市・しずおか」のPRと観光振興のささやかな一助となればと願っている。
(2013)

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