公益社団法人米沢法人会は、税を考える週間(11日～17日)に合わせて11月6日、米沢市内のグランドホクヨウにおいて、皇室ジャーナリスト久能靖氏を講師にお迎えし「知られざる皇室」と題して講演会を開催した。会員企業や一般合わせて約170名が参加し熱心に耳を傾けた。
　久能氏は皇室番組のニュースキャスターを17年間務めた経験をもとに、天皇陛下の公務内容や以下の両陛下のエピソードを紹介した。
　「両陛下は年間を通して大変お忙しく、特に1月は宮内庁の公務が毎日のようにありなかなか休みがとれない。たとえ休みがとれたとしても、次にお会いになる方について勉強したり、世界各国に行かれる場合は、地球儀を見ながらその国の歴史や文化について、詳しく勉強なさるのでほとんどお休みにはならない状況にある。」
　久能氏は、両陛下は80歳と高齢なので、両陛下がご健在でお元気なうちに、国民的議論を行い今から皇位継承について考えていくことが重要だと述べた。
　講演終了後、参加者は「あっというまに1時間半が過ぎてしまうほどいい話だった」と感想を述べた。