公益社団法人熊本法人会は、J2リーグで躍進する地元ロアッソ熊本のアカデミーコーチを招いて、幼児と小学生を対象に、年2回ロアッソサッカー教室&税金クイズ大会を開催しています。
　 当会は、全国に先駆けて平成26年4月に熊本西法人会と熊本東法人会が新設合併して誕生した法人会で、活動範囲は、熊本市及び上益城郡と広範囲に及びます。これまで、同事業は、熊本東法人会が取り組んできましたが、将来を担う子ども達の健康づくりと地域活性化を更に広げる目的から、この合併に伴い東地区だけでなく、西地区でも開催することになり、年2回の事業となりました。同事業に、多くの子ども達に参加して欲しい狙いから、開催案内は、当会HPをはじめ、地方紙に掲載するほか、ロアッソ熊本のホームゲームの際や開催会場近隣の小学校にチラシを手配りするなど、広く告知を行っています。
　 本年は、1回目（通算7回目）を9月5日に、西地区の城山公園で、2回目（通算8回目）を11月14日に、東地区の熊本県民総合運動公園で開催しました。西地区には169名が、東地区には145名の子ども達が参加し、親子クラス、低学年クラス、中学年クラス、高学年クラスの4つのクラスに分けて、体力に応じたサッカーの技術を学んでいます。また、技術的なものだけでなく、チームプレーの大切さや楽しくサッカーを続けるための気持ちの持ち方なども併せて学んでいます。
　 当会としては、このサッカー教室に参加した子ども達に「税の大切さと税がどのように役立っているかを知る」チャンスと捉え、税金クイズ大会も併設して開催しています。
　 税金クイズ大会は、アカデミーコーチの司会で、国税局の税の学習コーナー入門編をテキストに3択問題が出題され、テンポよく進められます。回答の際は、子ども達が咀嚼し易いように、理解できる言葉に置き換え解説を付け加えています。クイズは勝抜き戦で行い、上位15名に、賞品としてタオルやキーホルダーなどのロアツソグッズを贈呈しています。
　 この事業を通じて、子ども達にスポーツの面白さ知り、社会が成り立つための税を知る機会と位置付け、当会は、明日の熊本を背負ってくれる社会人に育ってくれることを期待しています。
（平成27年11月25日　掲載）