ページ内を移動するためのリンクです。
ここからメインコンテンツです

法人会リレーニュース

法人会リレーニュース  > 税の「先生」は高校生

検索

税の「先生」は高校生

西大寺法人会(岡山)[ 租税教育]

画像

 西大寺法人会(岡山県)は、西大寺高校商業科の生徒20名が講師となり、同校の課題研究開放講座と法人会の地域貢献活動として租税教室を実施しました。
 この活動は、高校生自身が税についての理解を深めるだけでなく、社会で必要とされる実行力・積極性・協調性・コミュニケーション力、そしてプレゼンテーション力を育むことを目的としています。
 租税教室は、9月26日(木)に岡山市の西大寺小学校、10月2日(木)には瀬戸内市の邑久小学校で開催されました。この取り組みは、平成30年に始まり今年で8回目を迎え、瀬戸内市の小学校では今年が初めての開催となりました。高校生は3~4人のグループとなり、西大寺小学校では2クラス、邑久小学校では4クラスを担当しました。
 授業では、「町中のどこに税金が使われているのか」や「学校で勉強するためにどのくらいの税金が使われているのか」といったクイズ形式で、身近な例を取り挙げながら税金の大切さを伝えました。また、1億円の重さを体験できるレプリカを使用したり、法人会キャラクターのけんたくん(着ぐるみ)が登場したりするなど、小学生が楽しみながら学べる工夫がされていました。
 「税の先生」となった高校生たちは、授業の準備にあたり税金について学び、先生からの指導や法人会からの支援を受けながら試行錯誤し、練習を重ねてきました。租税教室当日では、小学生が親しみやすい言葉を使いながら教室内を回り、児童一人ひとりに声をかけるなど、立派な先生として活躍してくれました。
 今後も、次代を担う子どもたちに税についての理解を深め、地域とのつながりを強化するために、このような租税教室を継続して開催していく予定です。また、貴重な経験を積んだ高校生たちさらなる成長と、将来この地域で社会人として活躍してくれることを期待しています。
(令和6年10月15日 掲載)

画像1

画像2

ページトップに戻る