法人会リレーニュース > 被災地小中学生にアニメ映画ファイルを贈る事業に、岩手県連が協力
岩手県法人会連合会[ 災害・支援・応援]
岩手県法人会連合会は、津波被害を受けた三陸沿岸12市町村の小中学生2万人に、アニメ映画の原画をもとにして作成した、励ましのクリアファイルを贈呈する事業に協力している。
このクリアファイルは、アニメ映画「時をかける少女」(2006年、角川映画)で、作画監督をつとめた山本二三(にぞう)さんの作品2枚を、背景画として使っている。山本さんは、スタジオジブリの「天空の城ラピュタ」「もののけ姫」などのアニメ映画で美術監督を務めたことで知られている。
贈呈事業は、地元の盛岡タイムス社が主催しており、趣旨に賛同する企業から協賛広告を募り、この売上金の一部を使ってクリアファイルを、陸前高田市、釜石市など岩手県内の12市町村の小学生1万2543人、中学生7485人に贈る。7月下旬以降、順次、各市教委を通じて、小中学生の手もとにクリアファイルは届くことになっている。
(2012)