法人会リレーニュース > 夏休み親子で現場見学会を開催
札幌北法人会(北海道)[ 租税教育]
札幌北法人会青年部会(牧野克彦部会長)では、小学校が夏休み期間中の8月1日、公共事業が社会に果たす役割とそれを支える税の意義や役割を施工中の現場で実感してもらうことを目的とした「夏休み親子で現場見学会」を実施し、親子13名(子供7名、保護者6名)、スタッフ9名の合計22名が参加した。
この現場見学会は、札幌建青会が主催、北海道開発局札幌開発建設部・(一社)札幌建設業協会・(公社)札幌北法人会青年部会の共催で実施された。
工事現場は、「札幌第4合同庁舎新築工事」で、札幌市内に点在する北海道農政事務所(本所・白石庁舎)及び北海道運輸局の2官署を集約し、防災拠点施設の整備を図る工事である。
当日、参加者は札幌建設業協会会議室に集合し、当会青年部会による租税教室にて税の意義や役割を学んだ後、貸切バスで工事現場に向け出発した。
現地では、はじめに北海道開発局札幌開発建設部の職員から庁舎ができるまでの流れと工事概要を聞いた後、安全チョッキとヘルメットを着用して工事現場内へと足を運んだ。
工事現場では、建物の骨組みとなる鉄筋を動かないようにしっかり固定する「ハッカー」と呼ばれる道具を実際に使って鉄筋を結ぶ体験をした。また、建物に設置される各設備を稼働させるため、天井裏には様々な配線、配管、ダクトが敷設されていることを学んだ。
そして最後に、高さ40mの庁舎の建設に欠かせない超大型クレーンをバックにみんなで記念撮影を行った。
閉会式においては、参加した子供たちが心を込めて作成した「お礼のメッセージカード」を施行業者の五洋建設株式会社 工事所長にお渡しし、お開きとなった。
参加した当会青年部会の面々は、お子さんが転んでけがをしないようしっかりと手をつなぎ、普段は見ることのできない優しい表情で語りかける姿がとても印象的であった。
(令和7年9月16日 掲載)