公益社団法人札幌中法人会青年部会（碓氷展基部会長）は、この度、札幌中税務署法人課税第一部門辻󠄀正行統括官を講師に招き、「すすきのといえば・・・既得権のお話」をテーマに講演会を開催し、31名が聴講した。
すすきのは歓楽街として全国的に知られているが、店舗によっては現時点の法規制や条例により新規開業が認められないものの、規制前から営業している場合は営業を続けることができるものもあり、これが既得権であるとした。ただし、相続が有った場合や、建物修繕の場合には既得権が認められないケースが有るなど、判例の紹介を通じ説明いただいた。経済活動においては、様々な法規制が適用される場合もあることから、皆、興味津々に耳を傾けていた。
また、キャッシュレス納付推進に向けた協力とクレジットカードのポイントを使用する場合の条件や経理処理について説明された。
（令和7年12月16日　掲載）