西大寺法人会（岡山県）は、6月20日(金)体験学習施設百花プラザにて、第6回定時総会終了後に、会員のほか地域より100名が参加し記念講演会を開催した。今回は、二宮金次郎（尊徳）より七代目の子孫の中桐万里子さんを講師に迎え、「二宮金次郎に学ぶ、ひとづくりの極意」と題し開催した。

　 講演では、薪を背負って本を読む少年像でおなじみの二宮金次郎だが、家族たちが伝えてきた彼の生きざまはそのイメージとは違い豪快だったと話した。そして、金次郎が大事に考えていたことは「まずはよく見て知って、そして行動する・工夫する」ことで、気づきと実践の大事さを伝えた。最後に、幸せになるためにがんばるのではなく、幸せだからがんばるそして報いよう「未来への恩送り」を行っていこうと締めくくった。

　最後にお話しの中から、金次郎が実践した中から新たな気づきと、幸せを生産する未来への送ることなど大変興味深いお話をいただいた。参加者は、人材育成と事業発展に役立つ秘訣を学び、今後の経営の参考となった。
（平成30年7月18日　掲載）

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