公益社団法人札幌北法人会（加藤欽也会長）は、新型コロナウイルス感染症拡大の下、来店客数や注文の減少などによる売上の低迷や過剰在庫等抱える会員の悩みを、少しでも解消しようと、ホームページに商品販売等特設掲示板バナーを開設した。
　 これは、すべての会員に食材など在庫等商品販売情報を事務局へ投稿するよう呼びかけ、このバナーに掲出するとともに、一定の掲示数が揃う毎にリーフレットとして会員に郵送し、会員間で直接連絡を取り合う形での売買成立に資するというもの。
　早速、加工食品、酒類、精肉、洋菓子、調味料などの商品販売情報が寄せられ、バナーへの掲出を終え、一覧表にして郵送することとしている。
　 会長としては、懇親会、親睦スポーツ大会など会員交流行事がほとんどなくなった昨今では、この商品販売等特設掲示板が在庫処分のみならず、会員の自社アピール若しくは名刺交換に代わる「場」にもなってもらえたらと強く願っており、6月号の会報誌にコラム「会長からのメッセージ」を設け、多くの会員からの商品情報提供を呼びかけている。
（令和2年6月1日　掲載）