小倉法人会女性部会(福岡)は、【地域社会貢献事業】として①ペットボトルキャップ･プルトップの回収、②不用品等支援物資の寄贈などの活動に取り組んでいます。
　 今年も、コロナ禍で会員等が集まる会合の開催が困難なため、持参いただいて集めることができない中、7月末までに事務局に送付いただいたペットボトルキャップ「81.6㎏（35,172個相当）」ワクチン40人分を【ＮＰＯ法人 エコキャップ推進協会】に4回に分けて送付しました。引き続き、8月6日(木)に送付いただいた「17.8㎏（7,672個相当）」については、8月中に運送業者に引き渡すことになっており、8月末時点での累計数量は「99.4㎏（42,844個相当）」ワクチン約50人分となっています。
　 このペットボトルキャップ回収活動は、【ＮＰＯ法人 エコキャップ推進協会】に対し、専用の袋でペットボトルキャップを送ることで、リサイクルメーカーへ売却され、その際の益金が【認定ＮＰＯ法人 世界の子どもにワクチンを日本委員会】への寄付となり、それが途上国へ供与するワクチンの調達資金となります。
　 子どもたちの命を脅かす感染症の中で、一人のためのポリオワクチン購入には約860個相当のペットボトルキャップが必要であるため、当会では、随時回収活動を実施しております。
　 また、プルトップの回収に関しましては、「プルタブ・アルミ缶回収運動」として、公害防止や資源保護、福祉社会に役立つ行動をしている【(一社)環公害防止連絡協議会】へ送付していますが、同会ではプルトップが800㎏を超えると、希望する場所へ車椅子1台を寄贈できる活動を行っているため、当会でも、この活動に同調し、こちらも回収に努めています。
　 現在、コロナ禍によりペットボトルキャップなどを集めることも困難な中、不用品等支援物資寄贈活動も含め、今後とも国内に限らず、海外も視野に入れた【社会貢献活動】ができるように尽力して参ります。
（令和3年8月18日　掲載）