令和4年2月22日(火)、愛知県法人会連合会は、第３９回大規模法人経営者国税局長講演会を名古屋マリオットアソシアホテルにて開催しました。

　 この大規模法人経営者国税局長講演会は、名古屋国税局長を講師としてお迎えし、愛知県内の資本金1億円以上の大規模法人の経営者を対象として、昭和58年度から毎年開催しているものです。

　 従来、調査部所管法人の経営者を対象として実施してきましたが、平成30年度から、名称を「大規模法人経営者国税局長講演会」と改め、調査部所管か否かにかかわらず、大規模法人の経営者を対象として実施することとしました。

　 今回は、名古屋国税局長の臼杵芳樹様を講師にお迎えし、名古屋国税局の四井調査部長、梅村調査部次長、佐合調査管理課長をご来賓に迎え、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、会場を二つに分け、ソーシャルディスタンスを保って実施しました。参加者238名を得て、「我が国の財政と税務行政の展望」と題してご講演いただきました。

　 愛知県法人会連合会広報大使で女優の佐藤奈織美さんの司会により、愛知県連の社本副会長のあいさつで開会しました。
　 臼杵局長は、法人会が行っているe-Taxによる確定申告を推進する広報など税務行政に対する協力に謝意を述べられた後、我が国の経済と財政の現状や新型コロナウイルス感染症の影響に対してどのように税務行政が対応してきたか、また、税務行政の将来像について、デジタルトランスフォーメーションの構想などわかりやすく解説され、国税局が取り組む重点課題や最近の税制改正の動向、最後に「地理的表示」などの酒類業の振興策についてまで、大変幅広くご講話いただきました。　
会場の参加者は、興味深いお話しに熱心に聞き入り、1時間30分があっという間に過ぎ去ったようでした。
（令和4年3月1日　掲載）