川越法人会・ふじみ野西地区会の髙橋哲雄支部長ら20人は、2011年11月22日、23日に東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市を訪問しました。

まず、仮設住宅に出向き、避難住民に野菜を無償提供する活動を行っている野菜ボランティア実行委員会に対し、支部会員から集めた義援金53万円を寄付するとともに、ボランティアと一緒になって、仮設住宅に暮らす住民に野菜を配布する作業を行いました。

その後、陸前高田商工会の仮設事務所に同居している気仙沼法人会陸前高田支部を訪ね、義援金50万円を手渡しました。

陸前高田支部の役員に案内されて、被災地を視察。陸前高田市は津波で市街地の約８割が流出し、183人の事業主が死亡・行方不明となるなど、未曾有の大災害をこうむりました。８カ月たっても、なお、大自然の猛威の傷跡は消えておらず、会員は言葉を失いました。

陸前高田支部の会員から、復興への道のりは険しく、何十年もかかるだろうとの話を聞きました。復興にかける覚悟の強さを知り、訪問した支部会員一同、強く心を打たれ、長期的な視野に立っての支援活動が重要であると感じました。（川越法人会事務局）
（2011）