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女性部会 パネルディスカッション「今、私たちに何ができるか?食品ロス」

新宿法人会(東京)[ その他の事業内容]

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 新宿法人会・女性部会(川名初江 部会長)では、「今、私たちに何ができるか?食品ロス」をテーマにパネルディスカッションを開催しました。
 藤澤副会長がコーディネーターを務め、3人のパネリストから食品ロスの現状について次のような報告がありました。
 初めに川名部会長からコンビニの実情について話があり、店舗の写真を掲示し、ロスのないよう様々な努力と対策がなされている現状を説明されました。賞味期限間近い値引き商品を積極的に購入することが“私たちにできること”と強調されました。
 奥秋副部会長からは、大手ホテルへの食品ロス取組みのアンケート結果が報告され、一日5トンの生ごみが出ている現状に改めてびっくり。出た生ごみを堆肥肥料にし、その堆肥肥料を使った野菜を使う、という循環係の仕組みが報告されました。素晴らしい取組だと感じました。
 最後に石黒副部会長から、廃校を利用して「森のうなぎ」を養殖している株式会社エーゼログループの取組みと、琵琶湖の伝統漁法がなくなりつつある現状を危惧し、伝統産業を守るため未利用魚を活用した食品ロスに取組んでいるフィッシャーキテクトの活動、二つの例を報告されました。
 報告後、質疑応答が行われ「食品ロスはその食品の生産に関わった人の労力と動植物の命を捨てることになる」と感想がありました。
 今回、女性部会では初の試みとなるパネルディスカッションでしたが、パネリストの方々の意気込みと熱意を感じると共に共感する雰囲気が醸し出され素晴らしい時間となりました。
(令和5年8月9日 掲載)

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