佐世保法人会（長崎）は、１月30日、佐世保市内の６つの中学校に図書314冊と（50万円相当）を贈った。同法人会は、創立30周年の02年度から、毎年、佐世保市と川棚町、波佐見町、東彼杵町、小値賀町の１市４町の中学校に図書の寄贈を続けており、10年間の寄贈合計は図書5492冊（877万円相当）と書架31セット（85万円相当）となった。

贈呈式は、佐世保市役所で行われ、同法人会の池田豊副会長が、「図書の寄贈は、企業が地域社会から受けている恩恵へのお返し。これからも、寄贈が継続できるように努力したい」とあいさつ。これに対し、出席した学校長と教育委員関係者からは、「読書は情操を豊にする〝心の栄養〟。法人会からの本の寄贈は、生徒が読みたいと希望した本であり、それがかなえられて生徒も教師も満足している。大切に使わせて頂きます。」と、お礼の言葉が述べられた。

また、中学生に対する租税教室の実施についても感謝され、継続してもらいたいとの要望があった。

このことは、地元メディアにも取り上げられ、法人会の社会貢献活動をアピールできた。
（2012）