札幌北法人会青年部会（伊藤部会長）では、小学校が夏休み期間中の8月７日、公共事業が社会に果たす役割とそれを支える税の意義を、施工中の工事現場で実感してもらうことを目的として、「夏休み親子で現場見学会」を開催し、親子21名（子供12名、保護者9名）、スタッフ16名の総勢37名が参加した。
　この現場見学会は、札幌建青会と（一社）札幌建設業協会の協力の下、4年振りの開催となった。
　今回の工事現場は、「札幌市厚別区山本跨線橋下部工新設工事」で、道路の渋滞緩和と歩道拡幅による安全確保を目的として行われている工事である。
参加者は、集合場所にて昼食をとり、青年部会による租税教室で税の意義や役割を学んだ後、貸切バスで出発。バス車中においても、ＤＶＤ「マリンとヤマト」を観ながら、工事現場に到着した。
　現場では、安全チョッキとヘルメットを着用してちょっぴり緊張する中、札幌建青会による工事の概要説明を受け、迫力満点の工事現場を間近に見学することができた。
　また、用意された「ラジコン重機」による模擬工事では、子どもより大人の方が興味津々。その場からなかなか離れない大人も見受けられる中、親子で公共事業の大切さを実感することができ、充実した一日となった。
（令和5年10月23日　掲載）