公益社団法人札幌中法人会（高橋洋康会長）は、11月6日に税を考える週間行事の一環として、札幌中税務署宮坂博人署長の講演会を会員41名の参加により実施した。
　講演会は「税のトリビア　マルサの男」というテーマで、査察調査と任意調査の違いや、署長自身がマルサに従事した際の手続きの厳格性や苦労話、さらには脱税を犯しやすい者の特徴など、事例を交えながら大変分かりやすく、そしてユーモアを交えながら説明していただいた。
講演中はメモを取る者も多く、皆、興味深く聴き入っていた。
　終了後には「自分達とは縁のない世界だが、科せられる刑事罰や罰金などを考えたら、絶対にしてはいけない」、「適正申告が一番」などの感想が聞かれた。
（令和5年11月8日　掲載）