法人会リレーニュース > 「西大寺タックス・カレッジ」を5年ぶりに対面開催
西大寺法人会(岡山)[ 税に関する事業]
西大寺法人会(岡山県)は、税の基礎知識を学ぶことを目的に、税務研修会「西大寺タックス・カレッジ」を5年ぶりに対面で開催しました。本研修は、中小企業を支援するための税制措置に関する内容を3回シリーズで実施し、講師には西大寺税務署や中国税理士会西大寺支部からプロフェッショナルを招きました。
初日の10月9日(水)には、税理士の近成彰彦氏が講師を務め、中小企業の設備投資に関する税制措置についての説明があり、積極的な設備投資を支援するための有益な情報を提供しました。
2日目の10月17日(木)には、税理士の馬場輝氏による、中小企業の雇用促進や賃上げに関連する税制措置の解説があり、雇用拡大や賃上げに取り組む事業者にとって非常に有意義な内容となりました。
最終日の10月23日(水)は、西大寺税務署の法人統括官が講師となり、税務調査の視点から適切な税務処理に関する解説が行われました。また、自主点検チェックシートの説明もあり、税務コンプライアンスの重要性とその実践方法について具体的に解説されました。
参加者からは「専門用語を丁寧に説明していただけたのが良かった」「自主点検シートを自社で活用したい」などの感想が寄せられました。今後も、各機関と連携し、税知識の普及と中小企業支援を目的とした研修を続けていく予定です。
(令和6年10月25日 掲載)