法人会リレーニュース > 小倉税務署長による新春講演会を開催!
小倉法人会(福岡)[ その他の事業内容]
小倉法人会・小倉間税会・小倉優良申告法人会の共催による「令和7年 新春講演会」の開催に当たり、小倉税務署長 小林様へ講演をお願いし、1月15日(水)に実施しました。
当日は、小倉法人会_大迫会長挨拶から始まり、次に小林様より演題「滞納整理について」ご講演が始まりました。
一般に「滞納整理」とは、“税や料金などが納期限までに納付されなかった場合に行なう一連の業務”にあたります。まずは全国・福岡県・小倉税務署管内での滞納額について前年比較を行ない、全国では滞納額が増加しているにもかかわらず、福岡県・小倉税務署管内共に令和6年は対前年で滞納額残が減少していること、税務署職員皆さまの頑張りを示されました。
次に滞納督促の仕組みについて、徴収職員・納税コールセンターの役割等についてお話しになりました。“滞納”をテーマに取り上げるテレビ番組等で、取り立てを行なうシーンをよく見かけますが、実際の滞納率は1.6%程であること、差し押さえ → 取り立て → 収納の手順における強制力、差し押さえた財産の公売にあたっては現在インターネット公売の仕組みがあることなど、多岐にわたる実務上の貴重な現況をお話いただきました。
最後に、小倉間税会_大久保会長(小倉法人会副会長)より、最近目に留まった公売事例における税の取り扱いを交え講演のお礼を行ない、終了としています。
今回ご参加は31名、今後も小倉間税会・小倉優良申告法人会との連携を図り、共催事業に努めます。
(令和7年1月16日 掲載)