法人会リレーニュース > 太平南小学校 「租税教室」と「キャリア教育」を実施
札幌北法人会(北海道)[ 租税教育]
札幌北法人会青年部会(牧野克彦部会長)では、4月から7月にかけて、小学6年生を対象にした租税教室を7校で計画している。
このうち、5月27(火)に開催した太平南小学校においては、学校からの要請を受け租税教室に引き続き「キャリア教育」の授業を行った。
同校では、児童に仕事を学ぶ機会を提供することを目的としたキャリア教育に力を入れており、5年連続での開催となった。
租税教室においては、税の意義や役割、税金の種類や使われ方をクイズ形式で楽しく学び、終了時には1億円レプリカを持ち上げて重さを体感した。
続いて行われた「キャリア教育」では、建設業や不動産業を営む青年部会の若き経営者4名が自社の紹介と事業内容を自作の映像を活用しながら分かりやすく伝えていた。
また、中島副部会長が司会となって、業務に必要な資格、日ごろの心構え、今まで一番苦労した出来事などを児童から積極的に質問しそれに答える問答形式で進められた。
なかでも「事業を行う上で最も大切にしていることは何か」との問いかけに、「大変な仕事であっても、逃げずにやり遂げること。その積み重ねによって信頼を築くこと。」との返答に児童は真剣な眼差しで聞き入っていた。
最後に中島副部会長から児童に対し、「勉強や習い事、あるいはスポーツにおいても辛くて嫌になることがあると思いますが、そこであきらめず目標に向かって頑張って続ける努力をしてください。」とエールを送り、授業を締めくくった。
(令和7年7月4日 掲載)