
法人会リレーニュース > 西大寺タックス・カレッジ2025「年収の壁が経営を変える!税と社会保障の一体改革」を開催
西大寺法人会(岡山)[ 税に関する事業]
西大寺法人会は、11月21日(金)、岡山商工会議所西大寺支所にて「西大寺タックス・カレッジ2025」を開催しました。今年のテーマは、企業経営にも大きな影響を与える『年収の壁が経営を変える!税と社会保障の一体改革』。講師には実務に精通した専門家、重政俊明社会保険労務士と近成彰彦税理士を講師に迎え、近年注目される「年収の壁」問題について、税制と社会保障制度の両面から分かりやすく解説していただきました
セミナーでは、パート・アルバイト従業員が悩む「103万円・106万円・130万円の壁」について、
・なぜ“働き控え”が起きるのか
・企業が抱えるリスクと対応のポイント
・制度改正の動きと今後の見通し
などが、税と社会保障の両面から分かりやすく解説されました。
特に2025年度に向け議論が進む“一体改革”の最新情報には、多くの参加者が熱心に耳を傾けていました。
また、企業が実務で取り入れられる具体策として、
・就業調整を防ぐ働き方の設計
・社会保険加入のメリット・デメリットの整理
・従業員への正しい情報提供のポイント
・制度変更を見据えた人員配置や労務管理
など、すぐに活用できる実践的な内容も紹介されました。
会場では活発な質疑応答が行われ、関心の高さがうかがえるセミナーとなりました。
(ホームページ掲載記事)
(令和7年11月26日 掲載)