公益社団法人札幌中法人会女性部会（戸澤裕美部会長）は、12月3日に札幌中税務署紫垣知里副署長を講師に招き、「デジタル化を取り入れて目指せ！働き方改革」と題し講話をいただいた。
デジタル化は単に事務効率のためだけに取り入れるものではなく、経営の仕組みを変える、強いては働き方改革に繋がる。電子申告、インボイス、キャッシュレス、電子帳簿の手続きは、企業の働き方に変化を及ぼすとともに、データの活用、紙の保管スペースの不要、ＰＣ内での情報共有などにより経営効率が改善され、経営者の社員の方々への目配りに要する時間が確保され、その結果働き方改革に取り組むことが可能となる。
デジタル化は、次の世代に繋がるツールだと思うので、変化を恐れず挑戦する、先ずは一歩を踏み出すことが必要だと思う。
国税の組織も現在では内部の様々な事務で電子化が進んでいること、また、将来的には外部事務にもより多く活用が予定されているなどのお話をいただいた。
講話後は、「デジタル化と言うと単なる技術の導入など難しいものと考えていたが、取り入れる事で、考え方や経営の仕組みを変えることになる、働き方改革に繋がることが分かりました」とか、「時代の変化に伴いデジタル化は重要ですね」との声が聞かれた。
（令和7年12月9日　掲載）