法人会リレーニュース > いわき市に買い物支援ツアー
荏原法人会[ 災害・支援・応援]
荏原法人会(東京)は、10月26日(金)、会員65人が参加して、福島県いわき市への日帰り復興支援ツアーを行った。2月にも、1泊2日で、宮城県南三陸町の被災地を視察しており、今年2回目の支援ツアーとなる。
一行は、2台のバスに分乗。初めにスパリゾートハワイアンズで、メインのフラガールによるフラダンスのショーを見学した。
同施設は、震災当日、震度6弱を観測して80センチの断層ができ、プールや舞台などに亀裂が生じるなどの被害を受けたが、現在は通常どおりの営業が再開されている。
次に、津波で壊滅状態になった同市小名浜の観光物産館「いわきら・ら・ミュウ」で買い物支援を行った。今回の一番の目的で、参加者は福島県の経済支援になればとの思いで、たくさんの海産物等を買った。
同物産館は、震災前は年間約230万人が訪れていたが、津波で施設の大部分が被災した。
昨年の11月25日、復旧作業の結果、震災前より10店舗少ない25店舗で再オープンした。敷地内には、原発事故で外で遊ぶ機会が減った子どものために新たに室内の遊び場が設けられている。
いわき市の復興はだいぶ進んでいるように見えるものの、常磐自動車道や県道は、あちらこちらで歪んだまま。走行中バスが加速すると、上下の揺れが激しくなるような状態が続いていた。また、港周辺では、現在も、津波で流されて使えなくなった船が、岸壁に山積みになっている。
同法人会では、来年2月頃にも東北方面の1泊復興支援ツアー(第3弾)を予定している。
(2012)