法人会のけんた君、国税庁のイータ君、人形町商店街の「下町キング人之助君」などゆるキャラ“５人組”が勢ぞろいした租税教育用動画を、日本橋法人会（東京）が制作し、同法人会ＨＰで公開している。また、ＤＶＤ版も作り、日本橋税務署管内の小・中・高校に配布することにしている。
　動画は19分間。シナリオは日本橋税務署員が担当し、６月25日の撮影までに１か月の準備期間をかけた。
　同法人会事業委員会の金井副委員長が先生として司会役をつとめ、生徒役として、法人会の「けんた君」、国税の「イータ君」、都税の「タックスタクちゃん」、地方税電子化協議会の「エルレンジャー」、地元の人形町商店街協同組合の「下町キング人之助君」のゆるキャラの５キャラが出演した。
（写真は左から、金井先生、人之助君、けんた君、エルレンジャー、タックスタクちゃんの順）
　縫いぐるみの中に入ってゆるキャラを演じるのも、声優役もすべて、同法人会、日本橋税務署、東京都中央税務事務所、地方税電子化協議会の会員、職員。プロ顔負けの熱演で、消費税の仕組み、マイナンバー制度、税金の使われ方などを勉強した。
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　同法人会では、５月にも「けんた君」、「イータ君」、「タックスタクちゃん」の３キャラが出演する２本の電子申告納税制度の動画を制作している。
　小学校での租税教室は、「授業時間が取れないので、開催は難しい」といわれることが多いため、かわりに使いやすいＤＶＤを制作することで、租税教育の実施を推進することにした。また、ゆるキャラを登場させたことで、生徒の興味を引くこともできるとしている。
　このＤＶＤは日本橋税務署管内の小・中・高校に無料で配布する。
（2013）