法人会リレーニュース > 大分県内の女性部会が「円ブリオ基金」活動に参加
大分法人会女性部会、中津法人会女性部会[ 社会貢献]
「本当は産みたいのに産めない」―。そう悩む女性たちを支援する「円ブリオ基金」の運動に、大分法人会(大分)女性部会、中津法人会(同)女性部会など大分県内の女性部会会員が取り組んでいる。
このうち、大分法人会女性部会はH21年3月に青年部会主催の講演会で、「円ブリオ基金」の存在を知って、取り組みを開始。会員の事業所に1口1円の「エンブリオ基金箱」を設置してもらうなどして、募金活動を行っている。また、「円ブリオ大分」「大分いのちを応援する会」などとともに毎年「いのちの講演会」や、「生命尊重センター」が行うサポーター研修会に参加している。
中津法人会女性部会も街頭で、市民に対し、円ブリオ基金への協力を呼びかけている。
(写真は、昨年12月、大分市内で行われた生命尊重センター主催のサポーター研修会には多数の大分法人会女性部会員が参加した)
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エンブリオ基金は、経済的事情、周囲の反対、自分自身の体の問題など、さまざまな理由から、妊娠しても子どもを産むことができず、人工中絶(堕胎)に追い込まれる女性を救おうという運動で、「円ブリオ基金センター」(名誉理事長は遠藤順子さん。作家の故遠藤周作さんの妻)、生命尊重センターなどを中心に行われている。
「円ブリオ」の意味は、生後8週間までの胎児を指す学名の「エンブリオ(Embryo)」とお金の「円」をかけたもので、全国のスーパー、病院などに基金箱を置いて、1口1円以上の寄付金を集めるなどの活動を行っている。