岡山東法人会青年部会は、環境省が主催する平成２６年度の環境大臣賞のうち、地域環境保全功労者表彰を受賞した。これは平成８年、環境省（当時の環境庁）が主宰していた“こどもエコクラブ事業”に同法人会青年部会が賛同し、以降１６回にわたり子どもたちの活動成果の発表の場として「こどもエコクラブ活動発表会」を開催していることが、地域のエコ活動の活性化に貢献していると評価されたものである。
　表彰式は、６月１１日に北川環境副大臣らの臨席のもと東京都内で開催され、同法人会からは赤木青年部会長が出席した。同法人会では、同クラブの活動発表会を開催するほか「おかやまこどもエコクラブを育てる会」という組織を独自に立ち上げ、同クラブ事業を資金面で支援するなど、環境に関わる社会貢献活動に積極的に取り組んでいる。
　なお、本年は岡山市のＥＳＤ（持続可能な開発のための教育）に関するユネスコ世界会議３カ月前イベントとして、同法人会では８月１０日に「こどもエコクラブ＆ＥＳＤフォーラムin岡山」を開催することとしている。
　環境大臣表彰は、環境保全・地域環境保全及び地域環境美化に関し顕著な功績があった者（または団体）に対して、その功績をたたえるため毎年度実施されており、平成２６年度は全国各地から１２９件（５２名、７７団体）が受賞した。　（写真は、6/11表彰式での岡山東法人会 赤木青年部会長）
【こどもエコクラブとは】
　子どもたちが環境への理解を深め、自然を大切に思う心や、環境問題解決に自ら考え行動する力を育み、地域に環境保全の輪を広げる環境活動のクラブです。1995年度に環境省事業としてスタート、現在は日本環境協会が引き継ぎ、企業をはじめとする民間からの温かいご寄附や協賛のもと、子どもたちの活動をサポートしています。 登録クラブ数　1,095 クラブ　メンバー数　48,146 人（2014年6月2日現在）
（公益財団法人日本環境協会ホームページ　http://www.jeas.or.jp/より抜粋）