当会では毎年、管内の小学6年生の児童を対象とした租税教室を開催しています。
　今年は子どもたちの印象に残る授業を行うことを考え、「ラップだ税！」プロジェクトと題し、税金の使い道を音楽にのせてみんなで歌って覚えるという方法を導入しました。
　最初はＤＶＤ視聴をしながら、税金の必要性について考えてもらい、その後、ラップの音楽にのせて、授業の中で覚えた税金の使い道について声にだして、手拍子をしながら体も動かして楽しく覚える、そして最後にもう一度、税金の大切さを考えてもらうという流れで授業を行いました。
　子どもたちは真面目な話の途中で突然なりひびく、アップテンポな音楽に困惑しながらも、講師の掛け声と体に響くリズムの中で自然に手拍子が始まり、声をだして歌うことができ、児童と講師の距離間が一気に縮まり、学校からも好評いただける授業となりました。また、当会の取り組みは地域の話題として、テレビ局の取材を受け、確定申告時期に合わせて放送されました。
　今後も地域社会に貢献できる法人会として、租税教育活動をおこなってまいります。