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吉田子ども歌舞伎・壇尻屋台保存会へ敷物を寄贈

高田白木法人会(広島)[ 社会貢献]

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  高田白木法人会では社会貢献活動の一環として、約330年間続く『吉田子ども歌舞伎・壇尻屋台保存会』(世話人代表 原勇夫様)壇尻屋台の敷物(ゴザ)を寄贈いたしました。
  この伝統ある『子ども歌舞伎・壇尻屋台』は、延宝三年(1675)河野与三郎が、京都祇園社の山鉾を見習い創めたといわれて、毎年5月5日『市入り』に、郡山城の麓に鎮座する清神社(サンフレッチェの必勝祈願所)の神輿の御幸に伴い供奉する2台の壇尻屋台が出され、3人の地元中学生によって歌舞伎が演ぜられ街中を練歩きます。
  『子ども歌舞伎・壇尻屋台』は、過去には、広島市のフラワーフェスティバルに参加したこともあり、昨年10月10日には、広島東照宮の200年ぶりの『お通り』に参加しました。
  豪商、竹野屋河野与三郎は、寛文・延宝年間(1661~81)の飢饉災害凶年時に、難民救済の事業として、困窮する人々に対して、鍬や鋤を使わず竹の「へら」を用いて池を掘らし名園を造る事業を行いました。そこは「観古亭」と云い。竹野屋には安芸広島藩主祖浅野長晟及び光晟が来向し、与三郎が碁の相手をしています。その後は、浅野綱晟・綱長・重晟が宿泊・休憩をしています。
  地域づくりに携わった偉人が創設した祭りを、先人の功績を称えつつ、行事を絶やさず持続していきたいものです。
(平成28年5月16日 掲載)

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 (平成28年3月24日、於:安芸高田市歴史民俗博物館)

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