小倉法人会では毎年1月に友誼団体である小倉間税会・小倉優良申告法人会と共催して、新春講演会と新年賀詞交歓会を開催しています。
　今年は1月25日(水)にステーションホテル小倉にて各会員企業の方々、約140名に参加いただき、盛大に開催しました。
　新春講演会は、今年で6回目の開催で、毎回、講師を小倉税務署長にお願いしており、今年は古別府惠署長に『意外と知らない税務の話』と題して、ご講演いただきました。
内容は、古別府署長が福岡国税局入局以降に担当された業務や過去の国税庁の状況などに当時のご経験を交えながら、法人税の申告状況や実地調査の状況など国税庁などが公表している色々なデータを基に、わかりやすく説明いただきました。
　 特に、昭和24年度国税庁発足当時の実地調査割合は法人数も少なく100％であったが、平成27年度は3％程度となっており、その間、昭和42年に優良申告法人制度が創設され、現在では、更に各企業が適正にしっかりと申告することが重要な時代となっているとの説明をいただきました。
　 また、現在、法人会が推奨している「自主点検チェックシート」の利用要請についてもお話いただきました。
　 最後に、北九州市小倉の地が更に発展するよう、訪日外国人を受け入れるための消費税免税制度の利用についても説明いただき、大変、有意義な講演会でした。
　 続いて行った、新年賀詞交歓会の冒頭では大迫会長が納税協力3団体を代表して、『今年も色々な活動を推進するので会員の皆さんの絶大なご支援と会員の増強へのご協力を頂きたい。』と力強く挨拶され、また、来賓として参加いただいた北九州市の北橋市長からは『今年も地方創生の拠点として飛躍したい。』とのお話をいただきました。
　会場内では会員相互の交流に話が弾み、新しい年を迎え、『地域に密着する魅力ある法人会活動のより一層のレベルアップ』と『何事にも積極的に活発に取り組む年』にすることを確認し合えました。
（平成29年1月30日　掲載）