平成28年11月8日(火)佐野市立葛生中学校において佐野租税教育推進協議会主催の『租税教室』が開催され、佐野法人会から青年部9名がアドバイザーとして参加しました。同校では外部から講師を招き、生徒たちに多様な考え方を学んでもらう課外授業、《カミナリおやじシリーズ》が行われており、全校生徒参加の租税教室となりました。
　 授業は午前と午後の2部構成で実施し、午前中の第１部は宇都宮税務署広報広聴官が「税を公平に集め、公平に使うこと」について講義を行い、『税金のない世界』のDVDも上映されました。　昼食時間には、23のグループに分かれ、午後のディスカッションに向けて、アドバイザーも生徒と一緒に給食を取りながら交流を深めました。
　 午後の第2部では、『税金の集め方』、『税金の使い方』の2つのテーマについて“公平”というキーワードの下で白熱した議論が展開され、それぞれについてグループの考えを発表しました。
　 その後、佐野税務署長、法人会青年部会長より総括があり、生徒たちが大人になるまでの宿題として「思いやり」と「私達一人ひとりが主役である」という気持ちを持ち続けることが新たな課題として提起され、3時間に及ぶ充実した教室に幕が下りました。
（平成29年2月10日　掲載）