公益社団法人二本松法人会の青年部会と女性部会では、租税教育事業「租税教室」講師研修会を二本松市内のアーバンホテル二本松で開催した。
　 二本松法人会では安達地方租税教育推進協議会の租税教育充実を図るため、毎年二本松税務署管内小学6年生と中学3年生を対象に「租税教室」各学校に訪問して授業を行い、講師を務めている。今年も9月から1月まで租税教室を予定している。
　 今回は租税教育の目的、納税者の意識などを再確認しながら授業を検証し、両部会員の講師養成と指導力の向上を図り、租税教室講師研修会を行った。
　 服部浩幸青年部会長が「租税教室は青年部会・女性部会の活動の柱とし充実した内容で続けていきたい。たくさん吸収し、研修会を役立ててください」とあいさつ。久本成昭二本松税務署長が将来の日本を支える児童生徒への租税教室の取り組みや会員らの日頃の事業活動協力に感謝を述べた。
　 福島税務署の管野勉税務広報広聴官を講師に研修に入り、学校教育としての租税教育、講師の心構え、授業を進めるにあたっての注意点や授業構成のポイント、副教材やＤＶＤ、一億円のレプリカなどを取り入れた小学校・中学校での授業モデルを紹介し、参加者はメモを取りながら熱心に研修して理解を深めていた。
（平成30年7月11日　掲載）