令和元年7月25日(木)、「社会貢献事業／租税教育・模擬面接会【高校】」を済美高等学校(岐阜市)に於いて開催しました。就職希望の3年生25名を対象に模擬面接会、租税教育、交流会の3部構成で行いました。
　 模擬面接会では、青年部会員は社長・人事部長・経理部長に扮し企業側の面接官役となり、生徒は入社希望者役となり、会場は本番さながらの緊張感があふれました。面接官の合図の下、面接を受ける生徒は、ドアのノック・ドアの開け閉め・挨拶・着席へと順に進み、面接官役の部会員の質問に一生懸命自分なりの考えを答えてもらいました。面接官役の部会員も、生徒の思いを何とか引き出そうと工夫した質問を行いました。
　 租税教育では、初めて受け取る給料明細を教材にし、収入を得て生じる納税義務や、社会保険、雇用保険の仕組みなどについて、部会員が○×クイズを交えながら分かり易く説明を行いました。
「給与所得者として納めた税金は社会人としての会費です。やがてさまざまな公共サービスとなり身近なところへ戻ってきます。納税者として社会人の一員に加わり、税金の使いみちや税制度など、税金に対しての関心を今後も持ち続けてください。」と青年部会員の思いを込めてお話をしました。
　 最後の交流会は、面接会の反省と部会員からのアドバイスをはじめ、働くことの意義や仕事内容の話など昼食を一緒に取りながら実施しました。普段接することのない企業経営者等と直接意見交換することができ、面接時の生徒の緊張感も次第に解けていき、楽しく交流会の時間を過ごすことができました。
　 学校関係者から「来年も是非実施してもらいたい。」とお礼の言葉をいただくとともに、青年部会員にとっても緊張感と和やかな交流会の時間を生徒と共有でき、大変充実した達成感のある事業活動となりました。
（令和元年10月7日　掲載）