令和元年11月15日、税を考える週間のイベントとして『利き酒大会』を佐久一萬里温泉ホテルゴールデンセンチュリーに於いて開催いたしました。昨年、猛威を振るった台風１９号後には当地も甚大な被害を受けました。様々な行事やイベントが中止や延期となる中、本会としても年度計画どおり、開催すべきか否かを再検討しました。その結果、参加者の皆さまをはじめ、地域全体の結びつきをより深め、この地域復興とさらなる発展の一助になればとの願いを込めて開催をさせていただく結論にいたしました。
　 全蔵元のお酒を手配のもと当日は90名が参加。関東信越国税局、佐久税務署からもご参加をいただきました。競技方法は、最初に飲んだ４種の地酒を、隣のテーブルに移動後に飲む4種から選ぶというマッチングスタイルです。最終的に決勝ラウンドには11名が残り、上位5名に地酒を景品として贈らせていただきました。併せて信州酒PR大使で日本酒利き酒チャンピオンの油井志織さんによる「お酒の楽しみ方」とのテーマで特別講演も開きました。「吟醸と大吟醸の違いは？」「上手に味わうには？」など日本酒の知識が深まる講演会となりました。終わりには自宅を被災された方も笑顔でお帰りになられ、地域のブランドを学び・楽しむ良き時間（ひととき）となりました。
今後も税のオピニオンリーダーとして、地域の資源とコミュニティを大切に事業に取り組んでまいります。
（令和2年2月14日　掲載）