札幌北法人会女性部会（小野木部会長）は、8月4日に参加者22名による企業訪問研修を実施した。
　今回訪問したのは、昨年11月に開催された法人会全国青年の集い佐賀大会において、健康経営大賞「最優秀賞」を受賞した、当会青年部会で活躍中の牧野克彦副部会長が経営するアイビック食品㈱です。
だしやタレ・調味料などを製造販売する同社では、昨年9月に会社内に開設した「北海道みらいキッチンGOKAN」は、「北海道の食のDX拠点」をテーマにした五感《味覚・視覚・臭覚・聴覚・触角》を刺激する食提案ができ、試食会や写真撮影、動画配信なども可能な施設となっており、非接触未来型のセントラルキッチンを見た女性部会員からは、繰り返し感嘆の声が上がっていた。
　牧野代表取締社長から、会社創立時から新事業展開等の説明を受けた後、商品開発部や商品製造工程を見学し、合理化・効率化の推進や健康経営にこだわる会社理念がしっかりと各スタッフに浸透し、生き生きと業務に携わる様子をつぶさに見ることができた。
　また、定期健康診断の全職員実施、従業員用スポーツジムの設置や野菜摂取のためのドレッシングの設置など、「従業員は宝である。宝である従業員が健康を維持し、良いパフォーマンスを発揮することで会社は発展する。」との言葉に、参加者は企業経営者や役員として、健康経営の重要性を実感させられた大変有意義な企業訪問研修となった。
（令和4年9月15日　掲載）