茂原法人会(千葉)では、平成19年から、管内の茂原・いすみ・勝浦の３警察署からの地域安全活動に関わる委嘱状を受け、青色回転灯装着車両による自主防犯パトロール(青色防犯パトロール)を実施している。
（写真は、出動前に田丸・茂原警察署長のあいさつを聞く茂原法人会の青色防犯パトロール隊のメンバー＝2012年９月26日、茂原市役所南側駐車場で）
　この青色防犯パトロールは、地域における犯罪防止、青少年の健全育成を図るなど、地域社会への貢献と、安全で安心のできる環境づくりを目的に行われている。
　法人会の活動としては、県内では初めてで、全国にも例がないという。
　防犯パトロールに対し、会員の間でも、初めはとまどいもあったが、警察署指導のもと、講習を受け、修了証書を持つ人が運転、あるいは、同乗して実施している。使用する自動車は、会員事業所の所有車で、パトロールを行う際には、青色ランプを車体の屋根部分に取り付けている。
　平成19年の初回時出動式は39台にてスタート。その後、年々増加し、現在は84台で青色防犯パトロールを行っている。支部ごとの活動として、月1回のところもあれば、月２回、3～4台で巡回している支部もある。
　これからも、地域社会貢献活動の一環として、さらに多くの事業所の参加を呼び掛けている。
(2012)