前橋法人会（群馬）の会報誌「法人まえばし」が2013年の５月号で、スタートから57年間をかけて、通巻５００号を迎えた。
　創刊号は、前橋法人会の発足５年後の１９５６年（昭和31年４月）。Ｂ５版のわら半紙にガリ版刷りの８㌻仕立てで、「法人会だより」として出発した。
　当初は発行も不定期で、内容も税務署庁舎の完成など税務署関係の記事や税務相談、商工会議所の職員に編集を頼んでいたため中小企業の経理処理の案内など固いものばかりで、会員同士の交流などのコミュニケーション記事は少なかった。
　70年に漸く、ガリ版刷りから印刷にかわり、記事に写真も入るようになった。
　74年７月号から月刊となり、さらに、76年に会報誌の名前も「法人会だより」から現在の「法人まえばし」にかわった。これ以後、Ｂ５版の体裁で発行が続いており88年から23年間は、日本きりえ協会会員の横倉絹枝さんの切り絵を表紙に使い、話題となった。
　現在の印刷部数は約３７００部で、会員に毎月郵送しているほか、公共施設の窓口などにおいてもらっている。
（写真は1956年の創刊号の表紙）